MANAMI's diary

幸せな日常を綴ります(願望)

結婚と離婚

18歳

 

高校もやめて実家に居場所がなかった私はいつも一人でぶらぶらしていて、挙句一つ年上のナンパで知り合った相手の家に居着いていました。

 

しばらくして妊娠

信じたくなかった。

だから放ってました。(こういうところがダメなんでしょうね)

そして、安全に堕胎できる期間は過ぎ、あっという間にお腹は大きくなっていきました。

 

彼はどういう気持ちだったのか、それなら結婚しようと。

お互いの親は呆れ顔だったもののとりあえずは入籍の運びになりましたが、

婚姻届を出した翌日から彼は3日間帰って来ませんでした。

他の女性のところにいて。

いい加減な人だったから携帯も止まっていて連絡手段もなく、田舎の一軒家みたいな家に一人、私は気が狂いそうだった。

4日目、8ヶ月の身重の体で泣きながらバスに乗って実家に帰りました。

 

バスの窓の外、景色を見るふりをしながらずっと泣いていた

あの日のことは今でも忘れません(恨み節)

 

睡眠不足も手伝ってほうほうの体で実家に辿り着き、彼とは喧嘩したから離婚すると報告。

いつも虚勢を張っていた私は本当のことは言えなかった。

うちの親は変わっているので、普通に喜んでいました。

 

そして出産。

 

自分のことも好きじゃなく、彼に対しては恨みつらみ

そんな二人の子供を可愛いという気持ちにはなれませんでした。

 

自分のベッドの横に眠る息子を置いては、しょっ中病院の中をぶらぶら。

ふらふら病室に帰ってきた私に隣のベッドのお母さんから

「赤ちゃん泣いてましたよ」

と教えて頂いても

「そうですか、ありがとうございます」

と返事はするものの、内心うるさいなあとまで思っていました。

 

皆さん幸せそうで親切だった。ごめんなさい。

 

彼は病院に謝罪に訪れ土下座パフォーマンスまで披露してくれたけど、到底許すことはできず、というよりはこの人とは今後やっていけないという気持ちが強かったため別れを決意。

 

お金がなかった私は、夜に両親に子供をみてもらってスナックに働きに出ました。

お客さんと話していても母乳が出て服まで染みてきた時、なんだかすごく虚しくなった。